秋も深まり、紅葉が美しい季節となりました。
今回のハイキングは「美しいニッポンの秋を歩こう」と題して11日と25日にハイキングを計画し、今回はその第1弾で【倭姫終焉の地を訪ねる】と題して伊勢方面に行ってきました。
大和朝倉駅前 8:10集合 で近鉄大阪線で宇治山田駅に10:04到着しました。
最初に隠岡(かくれがおか)遺跡です。ここは昭和58年に市営住宅建設現場として事前発掘調査が行なわれた際、弥生時代後期3世紀末の住居跡が見つかり続いて平安時代の外宮神官達の住居遺跡も見つかったことで遺跡公園として整備されました。
倭姫は皆さんご存じのとおり第11代垂仁天皇の皇女で叔母の豊鍬入姫命の意志を継いで三種の神器である八咫鏡を奉じてアマテラスの静まります場所を探し近畿一円を行脚し、ここ伊勢の地で伊勢神宮内宮を創建されたお方です。
その隠岡遺跡の近くに倭姫陵があります。
倭姫陵から倭姫宮参道を歩いていましたら満開の桜が咲いていました。
この地に立つと、倭姫の甥、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の際に叔母の倭姫に挨拶に立ち寄った話を思い起こします。
よく神社で神官の方が奏上する祝詞の中で大祓祝詞(おほはらへのことば)があります。
一説には、倭姫が滋賀県の伊吹山山頂から、琵琶湖伊勢方面に朝日を拝したとき、天から降ろされ詞が大祓祝詞とも言われています。
倭姫は大霊覚者、巫女だったのでしょうね。
そういえば今の内宮の斎王は上皇陛下長女の黒田(紀宮)清子様ですものね~。
明仁上皇陛下は第125代天皇・・・代々続くのですね。
ファミレスで昼食後、五十鈴川駅までハイキング
今回は徒歩約5km、参加者27名の悠久の歴史に触れる楽しいハイキングでした。(福本)
参考: 大祓祝詞 ←クリック