6月11日(金) 自主防災会が集会所北側広場の斜面を拡張し、災害用薪棚を新設しました。

今年2月、集会所横の防災倉庫裏に薪棚を設置したのですが、本格的な災害時にはとてもこの量では足らないと思案していましたところ、防災倉庫の裏側の斜面を水平にならせば薪置き場が出来るのではと云う話になりました。

 そこで市総務課に現状変更への打診をしたところ快く応じて頂けましたので、自主防災会有志メンバーで法面工事作業を始めることになりました。

3月7日(日)に始まった防災倉庫東側のり面工事ですが、4月5日(月)小松さんと堂本さんとで、さらに10㎝幅を広げ、もう少し深堀してブロック設置後の強度も考え、作業も効率も良くなるようよう階段式に修正工事を行いました。

4月9日(金)自主防災会の有志10名の皆さんに応援していただいて、購入した150個もの沢山のブロックを作業現場に荷下ろししていただいて誠にありがとうございました。

4月12日(月)~14日(水)の間、いよいよ西村さんによる工事が開始されました。

そして6月に入って床面にバラスを敷いて完成です。(*^_^*)

 

6月11日(金)防災倉庫東側のり面改良工事終了後、最終目的である、マキ用単管使用の棚作りが完了しました。

坂口自主防災会副会長の声かけで有志が集まり、小松棟梁の指示でまず基礎ブロックの設置です。

単管パイプを設計どおり切り分けていきます。

後、みんなで手分けして直交クランプを取り付けていきます。

これで棚の骨組み完成です。

雨除けの波板です。

完成です~。 これで薪の乾燥が確保できますね。

この薪棚は、朝倉台住民の高齢者の方からのチョットした困りごと解決のため立ち上げた、有償ボランティア「いろりの和」あさくらの奉仕活動での受け皿になる単管使用の棚になります。

例えば、我が家の庭木の枝がお隣に大変迷惑をかけているので、庭木を切って処分していただけませんか?というような依頼が最近増えてきているのが実情です。

大量の庭木処理は、専門業者かシルバーセンターに依頼して対応して頂かねばなりませんが、ほんの1~2本程度の庭木処理はお受けするものの、直径10㎝以上、長さ1m以上の木は、市・グリーパークでは規則により搬入処理ができません。

で、そのような大木は、自主防災会が引き取り油圧式割り機にて割ってマキに仕上げ、いつ起こるか分からない大災害時への備えとして、マキ燃料用としてとりあえず保管することになりました。

これで大量の薪が確保できれば、もしもの大災害時、ライフラインが復旧するまでの間、暖をとったり煮炊き調理に活用できますね。

高齢化社会の中であって、息の長い奉仕活動になりますが、誰かが何とかしないといけません。

行政任せではなく、まずは、自分たちの町は、自分たちでなんとかしよう!そして、どうしてもできない事は、市役所に相談依頼する、この精神で朝倉台のボランティア団体、グループは活動しております。

本事業に関しましては、本当に市総務課・都市計画課にはいろいろとお世話になりました。自治会と行政、そして、そこに、地域ボランティアが深く連携して活動していくと安全・安心な地域作りにつながっていくことになると思います。何事も、日頃からのお付き合い、助け合い等のコミュニティーつくりが最も大切なことだとおもいます。

奉仕活動にかかっていただいた会員の皆さま、本当にお世話になりました。

感謝です。(坂口)

 

2021年06月12日