6月17日(木) 里山クラブの坂口代表が朝小3年生に招かれて訪問交流会が実施されました。

毎年この時期、朝小3年生の企画として朝倉台の高齢者とのふれあいが朝倉台集会所であったのですがコロナ禍のこともあり、今年は「高齢者の住み良い町つくり」について、地域でボランティア活動をしている里山クラブ代表の私が、3年生の教室に招かれ、児童から高齢者の一人でもある私に質問するやり方の訪問交流会が行われました。

教室に入ると、黒板に書かれていた3年生のタイトルは、「朝倉大好き大発見」で副題が「~あさくらいきいき大作戦~」で『だれもが住み良い町つくりをどうめざして行けば良いのか』を考える授業でした。

まず、私から、「高れいしゃの人々が住み良い町つくりをめざして!」と題して朝倉台を例にとり現状をお話ししました。

2025年には、国民の4人に一人が75歳以上になり、桜井市も朝倉台も高齢化が進んできているため、高齢者の皆さんのチョットした困りごと解決を目的に、有償ボランティア『いろりの和あさくら』を立ちあげ活動を開始したこともお話しました。

そして、ここ朝倉台に住んでいて本当に良かったと思えるような、そんな町つくりに取り組んでいる数多くの活動の様子をパワーポイントで約15分お話させて頂きました。

その後、3年生児童から、一人ひとり、私への質問が始まりました!

いきなり、『ボランティアって何ですか?』・・・(@_@;)、、えっ、        

当たり前のことですが9歳児にどう説明をすれば良いか・・・少々考えましたね~(汗)。

『ボランティアをしていて、うれしいこと、困っていることはありませんか?』     『高齢者にとって、生活している中で、一番つらいことはどんなことだと思いますか?』
『朝倉台は、高齢者にとって住みやすい町だと思われますか?』
『高齢者にとってのよろこび、、生きていて良かったと思うことはどんなことですか?』
『坂口さんは、どうして、ボランティア活動をはじめようとおもわれたのですか?』
『坂口さんや他の人たちは、朝小でボランティア活動していますが、なぜですか?』
『お仕事でなく、お金をもらえないボランティア活動を続けているのはなぜですか?』
『これからの朝倉台のよりよい町つくりのため、私たちにできることは何ですか?』

等々、16問も質問されましたが、3年生とは思えない鋭い内容の質問に、今月75歳になった私も思わず背筋がピーンとなりました。

3年生は、私の話をしっかり聞いてくれましたし、担任の立道(たてみち)先生は日頃から、子どもたちに「考える教育」をされているのではないでしょうか。良いことです。

今回の訪問交流会では、私自身、子どもたちに教わることも多く大変勉強になりました。

(坂口)

 

2021年06月20日