11月25日(木) 盛春クラブで秋の巨勢路を散策ハイキングしました。

秋の紅葉が深まった一日、盛春クラブメンバーで御所市にあります巨勢路をハイキングしました。

金剛・葛城山麓は紅葉が綺麗でした。

近鉄葛駅から條ウル神古墳へ向かいました。この古墳は巨勢山丘陵の近くにある古墳時代後期(6世紀後半)の古墳です。
 長さが60mから70mの前方後円墳または方墳とみられています。大正5年には石室の存在が知られていましたが、その規模があまりに大きいこと、石室入り口がわからなくなっていたことから、その真偽が不明でしたが、平成13年の確認調査によって、その石室が再発見され大きな話題となりました。全長15.6m以上、玄室の高さ4.2mに及ぶ巨大な両袖式(りょうそでしき)の横穴式石室を持ち、内部には長さ2.7mの刳抜式家形石棺(くりぬきしきいえがたせっかん)があり今年10月には国指定の史跡に登録されました。

現在は埋め戻されており中を見学することは出来ません。

続いて室宮山古墳へ歩を進めます。

庚申堂でしょうか、沢山の庚申さんが飾られて綺麗ですね。

この室宮山古墳も立派な古墳です。こちらは縦穴式石室に長持形石棺です。いずれにしても巨勢氏一族の中でかなりの有力者の墓と思われます。

古墳の周りには靫形埴輪(ゆきがたはにわ)が置いてあり古を忍ばせてくれます。

途中、日を浴びながら弁当を広げました。金剛葛城山が間近に見られて目の保養が出来ましたね。

次に目指すは「中鴨さん」として親しまれてます葛城御歳神社です。

平安時代の延喜式神名帳にも載る全国にある御歳神社・大歳神社の総本社で、主祭神は御歳神(みとしのかみ)、相殿神は大年神(おおとしのかみ - 御歳神の父神)と高照姫命(たかてるひめのみこと)です。

須佐之男命の孫で、穀物を司る神様でもあり新年に各家々の門松を目当てに巡回される神様として有名ですね。

今回は参加者22名で深まる秋を満喫したハイキングとなりました。

 

2021年12月07日